紅葉樹林

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「怖がり」

「ひぃ!!」
兄は言う。
私の兄は怖がりだ。
今、兄は塾から帰ってきているところである。
そして、おつかいを頼まれた私と一緒に帰っていた。
二人で歩いていると、野良猫ががいた。
兄はとてもびっくりしていた。
私は全く怖くない。(むしろ可愛い(*^^*))
ずっと前に、文化祭でお化け屋敷のお化け役をやっていた私を見て、妹だと分かっていながらも怖がって逃げてしまった。
そんな頼りない兄だけど、優しい面もあっていい人(?)である。


そんな兄が、幼い子供をかばって車に跳ねられた。
どうして…?
それは簡単。
私が作り出した妄想の兄だからである。
(暗い話でごめんなさい(^-^;)

3/16/2023, 11:04:01 AM