『キンモクセイ』
どこに行っても 秋には咲いてる
公園や街路樹 甘い香りさせて
学生時代は 花には興味なく
それでも二人は 恋を楽しんだ
オレンジ色の キンモクセイが
君の笑顔を 声を連れてくる
大人ぶってた 幼い僕は
目の前がすべてだと 信じ込んでいた
激しく抱き合い 狂った若さは
束縛や嫉妬も 当たり前にしてた
傷つけるくらいが 本当の愛だって
照れずに言えてた 僕が間違った
夕焼け雲が 朱色に染まり
1日の終わりを そっと知らせてる
君のサインを 気づかず僕は
壊してたキズナさえ そして…棄てていた
会えなくなってから いろいろ聞いたよ
本音をぶつけたら 違っていたのかな
匂いを嗅いだら まだ愛が残ってた
溢れる涙も 甘い花になる
オレンジ色の キンモクセイが
君をあの日から 此処に連れてくる
やり直せないと 分かっていても
この愛をありったけ 聞いて欲しかった
甘い香りの キンモクセイが
僕の罰なんだ とても苦しいよ
やり直せるなら なんでもしたい
オレンジに染まってく 恋が沈んでく
11/5/2025, 7:13:34 AM