現実逃避
「現実逃避」
と聞くと何だか悪いことのように聞こえるのは私だけだろうか?
これがいい意味で使われることはあまり無いように思う。
意図的に意識や行為から目を逸らすことの何がいけないのか?
現実から逃げることはそんなに悪いことなのか?
ちなみに私は
恐らく発達障害であり、パニック障害、うつ病、境界性パーソナリティ障害、社交不安…
恐らく調べたらキリがないほどの障害と生きている
その中の心理学療法で
今ある現実をそのままにして
他のことに目を向けることで、その苦しみや悲しみが軽くなると教わった
時間が解決するとも解釈されるだろう
「森田療法」と呼ばれるものだ
これは
「現実逃避」とは何が違うのか?
私は同じだと思うのだ
療法と呼ばれるくらい、精神科では当たり前の治療法の一種だ
すなわち
「現実逃避」が悪いことのように表現されること自体が私は納得がいかない
辛いことに向かうことで力を発揮するものもいるだろう
けれど辛いことに向かうことすら怯えるものがいる
みんな同じ人間でも
考え方自体はみんな違う
そもそも私が障害を持っているからなのかもしれないし、そうじゃないかもしれない
誰にも他の誰かの心の奥底まで知ることは不可能だ
結果
多数決社会?
「現実逃避」とは…
現実逃避(げんじつとうひ、英語: escapism)は、現実に求められたり、何かしなくてはならない物事から意図的に注意や意識をそらすための行為や心理状態。 困難な状況から目をそむけ、不安から逃れようとする機制。
なんか感じ悪く伝わる
常識だと思う多数決が勝ちなのか?
結局のところ
私からしたら一般常識などどうだっていい
ただ
私は
「現実逃避」は悪いことではないと思う
現実から逃げてもいいじゃないか
それが出来ないから
みんな苦しいんじゃない?
じゃあ
逃げなよ!
うつ病になってからでは遅いのだ
なぜなら、他の病気なら完治という言葉が存在するが
うつ病には完治というものは存在しない
全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること。
これがうつ病の最も良いとされる回復の表現である「寛解」だ。
そしてこれは多くの場合、繰り返し訪れる
私は発症して14年だ
状態がいい時もある
だが、事実何度も繰り返し再発している
常にこの恐怖と向かい合わせで生きていかねばならない
再発を最も繰り返す病気でもあるのだ
それがどんな意味をもたらすか…
穏やかではあるものの、完治ではない
この意味が君はわかるだろうか?
一生繰り返すかもしれないし、そうでないかもしれない
このなんとも言えない歯痒さ
誰にも君の奥底に眠っている苦しみはわからない…
逃げるか?
闘うか?
君が決めていいんだよ
逃避行も悪くない
私はそれを知っている
傷が癒えた頃に…
また考えればいいじゃないか?
それでもいいんだよ!
誰も許してくれないなら私が許してあげるよ
大丈夫!
君も
「現実逃避」しようぜ(笑)
2/27/2024, 11:46:25 AM