水無月はじめ

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『星空の下で』

厚い雲が途切れ始めた

月に叢雲花に風とは
よく表現したものだ

雲が晴れ
濃紺の空に
月と星が戻ってくる

妙に心がざわめいて
布団から抜け出した

今ひとり星の下
公園でブランコを漕いでいる

照らされてできた
自分の影を引き連れて
ポトポト涙をこぼしながら
次にいつこの空を眺められるのか
考えながらトボトボ歩く

少し寒くなり
くしゃみをひとつ

布団に帰ろう
僕は自らの温もりて
ゆっくり温まることにした

また一人で出かけようと
何故か月夜に誓っていた

4/5/2026, 11:59:40 AM