のねむ

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バカみたいだ。
20歳になれば、何か変わると思ってた。

忘れられない人達を、懐かしいと思えるんじゃないかって思ってた。
綺麗なものに心をずっと覆われて、毎日を現実として受け入れられない自分が、変わるんじゃないかって思ってた。
忘れられないのに居ない日々に慣れていく自分から、目を背けられるんじゃないかって思ってた。
けど、何も変わらなかった。

ただいつもと同じように、起きて仕事して寝る。それだけだった。何も変わらない。バカみたいだ。
20年も生きてきたのに、目標も無い。したいことすら見つからない。自分の中で自分が完成していないから、ずっとさ迷っているのだ。

根は優しい。中学生の頃に言われたその言葉がずっと頭の中で木霊する。
優しいのではなく、臆病で怖がりなのだ。
自分が傷付くのが嫌だから、嘘ついてのらりくらり交わして、私だけを守る。そんな人間なのだ。
だからこそ、根は優しいの言葉に囚われている。
あの子は気付いていたんだと思う。私が弱いということに。


性格が悪いから、死にたいのだ。
私の好きな人達が、大切な人達が、私のせいで傷付いていく。
だから、私の前からいなくなって欲しいのだ。私の居ない所でどうか幸せになって欲しい。
他者に対する愛はない。相手の態度ひとつで私の感情全てが変わる。
成長しない。ずっと、成長できない。
年齢がただただ積もっていくだけで、何も変わらない。



空が綺麗だと思うのも、桜が美しいと思うのも、夜の海が怖いと思うのも、全て生きて心があるからなのだろうか。



「産んでくれてありがとう」その言葉は言えなかった。
「育ててくれてありがとう」は言えた自分に嫌気がさす。


何となく、生きているこの日々が心地いいと感じる自分が
本当にバカみたい。




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3月20日に、20歳になりました〜🌸
お酒を飲んでみましたが、ジンライムが1番美味しかったです。

20になっても何一つ変わらない、という話を書きたかったんですが、何も思い浮かばず…。
生きているというのは、何とも難しいことですね。

思考がずっと暗い方向に向かうので、同じ文章ばっかり浮かびます。
明日は今日の自分より少しでも明るければいいなと思います。

ちなみに、のねむって名前はのーねーむからーを消しただけなんですよ^..^♩
割と安直


3/22/2024, 3:35:52 PM