書く—書いた記録

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「そこは雪国であった」
「?」

「なんて文を書く人が『書く習慣』にそれなりにいるんじゃないかと」
「そう?」

「まあ、雪国パターンはもう固定パターンとなっているので、わかる人にはわかるトンネルを抜けるとパターンだし。この手紙を開くとパターンで、あるのは身近なそう、春の押し花なんていうのもあれば、クローゼットの先にはといった著名になったが故に多用されるパターンもある」
「ふと思ったんだけど、それって?」

「いつものように言うと、メタな視点でいえば。というやつだな」
「やっぱり」

「そういえばメタな視点でいうと今日からお題を更新している人が多い。つまり連休後半は名ばかりな可能性がある」
「ふーん?そういうものなの?」

「メタな視点でいえばそれもあり得る。としか言えないのもメタな視点だったりする」
「メタな視点って難しいのね」

「ところで」
「ところで?」

「ここに君からもらった数年前の手紙があります」
「!!!!」


お題『手紙を開くと』

5/5/2025, 11:21:33 AM