淡く、優しく、美しく。
醜く、尊く、軽やかに。
走る貴方も、微笑む貴方も。
一応に、無くしては行けない記憶なのに。
どうして?
その優しさは誰のため?
その美しさは誰に見せる?
その醜さを受け入れるのは?
尊く淡い命を扱うのは?
軽やかに弾む足取りの行き先は?
全て、僕だったのに。
すべて、ぼくのほうがさきだったのに。
どうして!
あいつの為に走るの?
あいつのために微笑むの?
あいつとの記憶なんて…。
…どうして?
ねぇ、どうしてなの?
問の答えは「僕」だよ。
答えは、それ以外有り得ないよ。
なのに、ねぇ。
どうして
淡く、切なく、美しく。
醜く、軽く、穏やかに。
壊れる貴方も、僕を見る貴方も。
一応に、失くしていい記憶なんだ。
どうして?
って。
分かってるでしょ。
「僕のことなんて忘れて」
ぼくのほうがずっとずっとずっとずっとずっとまえからすきだったのに
―――
淡く、優しく、美しく。
醜く、尊く、軽やかに。
走る私を見ている。
君を見ている。
微笑む自分。
一応に、無くしてはいけない記憶だ。
なのに、どうして?
出てくるのは、ただの疑問だけだった。
君は、何を見てるの?
君は、何がしたいの?
私の、
優しさも、美しさも、醜さも、尊さも。
君のだけじゃない。
きみのことはだいすきだけど。
どうして?
どうして私に固執するの?
どうして私と居るの?
どうして、どうして?
答えれないでしょ。
分かってるよ。
淡く、切なく、美しく。
醜く、軽く、穏やかに。
壊れる自分も、君を見続ける自分も。
一応に、失くしていい記憶なわけない。
なんで?
って。
…うるさい。
「 」
これでずっと、ずっとずっとずっとわたしだけになったね
1/14/2026, 10:24:30 AM