よく脳内会議を開く私の頭の中には、恐らくいくつかの人が存在している。
その中で特に登場回数が特別多い人を語ろうか。
しっかり者で周りをよく見ている世話好きのレン。
不器用だが家族が大好きで仲間思いのれお。
甘えん坊で泣き虫な“黎”、“零”、“玲”呼び方はそれぞれだ。
この三人は、殆ど同時に生まれたので三つ子ということにしている。三人の中で三男は玲というのは決まっていて、他はその時時で変わるらしい。
決まった時間に習慣的に現れるので、今は〇〇だ。という認識はあまりなく、自然に見守っている感じが強い。
例えるなら、ガンダムの操縦席に座っている人を車の助手席の様な場所からVR機を装着して眺めているという感覚。
ガンダムの操縦席といっても、視界の内装とでも言うのだろうか、とにかく、そこが司令室らしい空間にある気がするため例えて言っている。以降、表の動きを出している者を操縦席と表現しよう。
例え話あたりで、レオが操縦席に座った。
持ち主を内側の世界で視た人はいない。持ち主も姿を認識していないので、それぞれの理解で、そこにあるのが持ち主だと考えている。
レれれ三兄弟のほかに、春野家という存在したりしなかったりする人たちも居る。
本人たちが春野と名乗っているため、春野家でまとめてはいるが、その名の由来は聞けなかった。
メンバーは、春花とはるとを中心に桜、陸人が存在していたらしい。裏での活動が多い春野家なので、把握が難しく、迷子や行方不明または消えたという判断を下すのが遅くなってしまう。気がつくと新しい人が生まれていた、なんてことが多々発生するのが春野家である。
唯一、持ち主と面識がある春花はしっかりしているが抜けている所があって桃色で可愛いようだ。
中学校時代に既に消えた人も居るが、思い出す必要があるのか、ないのか…。
12/22/2023, 4:08:16 AM