残照の祈り過ぎ去った日々に言葉を置き忘れたまま振り返れば ただ静かな影だけが長く伸びている太陽の色は 沈みゆき未練を抱えた残照となって胸の奥に 痛みと温もりを同時に刻み込むもしもう一度 あの日に戻れたなら違う自分を生きられたのだろうか答えのない問いを抱きながら筆をとるしかないそれでも願うこの切ない光が未来の誰かの窓辺に届き小さな明かりとなるように
9/7/2025, 5:15:21 AM