『私の好きな本たち』
私は幼少期の頃から本を読むことが好きだった。
そのおかげで、好きな本はたくさんある。尊敬する作家もたくさんいる。だからこそ、好きな本を一冊に絞るのは難しい。
そもそも“好きな本“の定義はなんだろうか。
本のジャンルやストーリー、言葉選び、挿絵。はたまたその本の香りや触り心地なんかが好きという人もいるかもしれない。きっと計り知れない。
そうなると私の好きな本は、あの頃読み聞かせてもらった“思い出の本たち“ということになる。そう、一冊では収まらないのだ。なんせ読み聞かせてくれたのは一人ではない。父や母、祖母、姉までも。寝る前に私が寝るまでたくさんのお話を読み聞かせてくれた。
正直、全ての本を覚えている訳ではない。なんせ数が多すぎるし、20年近く前の話。しかし、色濃く鮮明にあの時を覚えている。あの頃の本を大人になった今読み返すことで新たな発見や“好きな本”に出会えるかもしれない。
6/15/2024, 1:26:48 PM