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「んー、君とはあまり関わりたくないなぁ…」

そんな風に突然言われて、遂にうちの子も反抗期到来!?なんて思って振り向いたら、彼は壁に向かって話していた。訳が分からなくて、唖然とした声を出すと、彼は、こちらを一瞬チラリと見てから、また壁に目線を戻して

「ほら、君がずっと話し掛けるから、迷惑を掛けてしまったじゃないか」

と言った。まるで、私には見えない誰かが、その壁の側にいるようだった。

君と(4/4)

4/4/2025, 7:16:24 AM