星空の下で星って羨ましい。僕らより遥かに遠い場所にいるのに、僕らより遥かに強い運命を感じさせる。星座という、人間が勝手に繋げただけの関係に負けるなんて僕たちは弱いね。こんなにも近いのに、同じ星空を君も見ているのに、なぜこんなにも遠いのだろう。僕と君のどちらかがこの星空の下から消えたとき、僕たちを結ぶ線は消えて、僕たちの物語も消えるのだろう。ビルの隙間、都会の喧騒。立ち止まって星を数える。そんなとき、ふと君を想う。
4/5/2024, 2:39:17 PM