題 手のひらの宇宙
この手のひらに宇宙があったら面白いよなぁ
私はふと授業中に自分の左手を見つめながら考える。
もしここに宇宙があったら、私はどうするだろう。
そう、コスモ、全ての宇宙と星が私の左手にあったなら。
その中に惑星もあって、銀河系もあって、何もかもあるんだ。
手の中のミクロのナノミクロのもっともっと小さいところに地球もあるんだろう。
そして、そこに人間がいて、私がいるんだろう。
そうしたら、私は今教室に居て同時に手の中にも居るってことになる。
面白いよね。
自分が神のような存在になれるのかもしれない。
私がもしこの手のひらにあると仮定する宇宙を握り潰せば、私は自分の手に瞬時に握りつぶされてしまうんだろうか。
一瞬で死んでしまい、宇宙も滅びていくんだろうか。
こんなことありえない。
そう思うけど、ありえない?本当に?とも思う。
宇宙の先にあるものも、何もかも解明されてないのだから、誰か巨人の手のひらに、神の手のひらに宇宙があるってこともあるのかもしれない。
その手のひらの上で私たちは転がされている存在なのかもしれない。
いつ潰されるか分からない。
誰かの気まぐれに委ねられた宇宙。
それでも誰も気づかない
その事には気づかれることはない
だって、まだ解明されてないことだから
今はまだその仮定は私の頭の中にあるだけだ。
1/18/2025, 10:53:43 AM