傑作を書いたらば、死にたい。それまでは生活を引き伸ばして、夢中になれるものが見つかったらまた引き伸ばして、でも、27歳が終わる日までには世界からおさらば!!
首を括るなり、飛ぶなり、溺れるなり、とにかく方法はいろいろあろう。死はあまりにも刺激的だけれど、それが一番よいと直感しているのだ。私は生き物にまったく向いていない。どうしようもない欠落がある。死ね。私は私へ常に中指を立てている。以下、話すのはその理由だ。友人には、とうとう語るに落ちたかと笑われた。曰く、素晴らしい文筆家にしか、ほんとうの私小説は書けないらしい。私は今、とある失望から鉛筆を握っている。今なら、ほんとうの私小説が書けると信じている。私の手はすらすらと止まることなく進んでいる。だから、聡い読み手のあなた、どうぞ信じてください。私がこの半生を書き終える未来を。そして、最後に、これは私の処女作となる。
5/13/2026, 8:24:30 AM