Kanata

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Vice versa
もう一つの物語を話そう。
ある日、私が見た夢の話を…

夢の私は社交性が高く、すぐに人と話せ、距離感の近い人物である。「私」には過去に男子の恋人がいた。その人物とは現在も関係が良好で、「私」はその人物に微笑んでいた。そして、「私」には現在女子の恋人がいる。「私」はその人物にも満面の笑みを浮かべ、大切な人であると自覚している。恋人と会った後は、可愛い女子の後輩と話し、楽しそうな時間を送った。その後輩と会った後には、女友達と買い物に出かけ、ゲームやガチャガチャを見ていて、我ながら子供っぽいと感じながら、安らぐ時間を送った。

「私」は私とは正反対の人物である。現実の私は、社交的ではなく交友関係を狭め、恋愛感情がないに等しくどちらの性別にも恋愛としては惹かれず、自分自身の性別を両性か無性と捉えている人物である。

もう一つの物語を考えてみよう。その「私」は、異性を好きになり、自分を女性だと捉えている一般的な人物であり、仕事と家庭を両立することを将来の理想と考えている人物である。

どの物語が好きかというと、現在の私の物語が私は好きである。私は自分のことが好きな訳では無いが、一般的な自分よりもマイノリティな自分の方がしっくりくる。
どれだけ大変でも、私はこの物語を歩んでいきたい。

あなたにとって最良なのは、自分の物語か逆の自分の物語か、どちらだろうか?
どちらを選ぶにせよ、物語の選択権はあなたにある。
あなたにとって最良な物語を読み進めて欲しい。

10/29/2022, 1:03:07 PM