「夏草」夏草と揺れる君を見ていたとても白くて愛らしい眠るときは小さくなって自然に体を預けているそんな君が美しくてたまらなくて僕のものにしたかったんだ星が瞬く夜の空を君は飛んでいたどこに行きたいのかがわからないような羽ばたき方で君に触れようとしてもひらひらと避けられてしまうこんなにも難しかったかなそう思いながら僕は傍を飛ぶ蝶めがけて虫取り網を下ろした
8/29/2025, 8:36:29 AM