のねむ

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ほんの些細なことだとは思います。
直しても直してもズレていく時計と並んで、私の時間もズレていくことも、卵パックで指を切ってしまったことも、毎朝見てたメダカが死んじゃったことも、何時もより天気が良くてあまりにも眩しいから家の鍵を閉めるのを忘れたことも。
全て些細なことだと思うんです。

だけど、その誰のせいでもない些細なやるせない気持ちっていうのはただただ積もっていくだけで、この先永遠に付きまとうものだと理解はしているのだ。
しかし理解と受け入れられるかどうかというのは、全くもって別のもので、頭では理解をしていても心では理解した上で否定することも少なくはなく。


私は、死ぬなら今しかない。という衝動に襲われることが多々ある。そして、生きるという道の最後の綱を握っているのはいつもこの誰のせいでもない些細なやるせない気分なのだ。
ほんの些細なことだとは、理解しているつもりで
そんなことで、と言われることも理解はしているつもりで
だけども、体は言うことを聞かないのだ。



死にたい時の、不幸の面積はとてつもなく大きい。
足の小指程度の不幸でも、人間を呑み込めてしまう位に。


幸せを知るということは、不幸を知ること。
だけども、幸せを糧に生きるものにとっては、共に不幸も得るということ。
皮肉なものだね。



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バイトに行く前に書いていたので、ちょっと纏まりないがないですすみません。

8/25/2023, 12:21:30 AM