エドミヤ

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『きっと明日も』

授業中のグループワーク。この時間が私は苦手だ。

私のグループは、私以外が仲良しな友達同士なのだ。話し合いでは、リーダーとなる子の友達の意見が優先的に採用されている。私の発言を取り入れること無いに等しい。無意識の選別だ。なかなかに傷つく。
それに、身内ネタで盛り上がられても困る。ネタを知らないから、私は黙って愛想笑いしかできない。

私は先生を恨んだ。このグループでは私だけがアウェーなのだ。肩身が狭くて気が重い。今日のグループワークもニコニコと相槌をうつことだけに徹した。

いつになったらこのグループワークは終わるのだろうか。授業はしばらく続く。きっと明日も明々後日も授業がある限りあのグループは必要になる。明日が憂鬱だ。
私は今日のグループの様子を思い出し、明日へのため息を吐いた。

10/1/2024, 9:42:04 AM