これは17歳のときの話
突然舞い降りてきた君
僕は天使だと思った
酒を飲み、タバコを吸い、喧嘩をする毎日
未成年だから補導されるし
何にも囚われたくなくて抗う日々
君と出会ったのは
そんな時だった気がする
君は僕を見てただ純粋に「大丈夫?」って言ってくれた
すれ違う人はみんな少しでも僕に関わらないように
上手く避けていくのに
でも、最初はそんな君が嫌いだった
余計なお世話だって思った
だから無視した
それにも関わらず、君は僕を追ってくる
「なんで?」
そう僕が問いかけたとき
「あなたが気になるから」と
微笑んだ君の笑顔は太陽のように眩しかった
あれから10年
僕は今日結婚する
あの頃の僕は、純真無垢な君に救われたんだ
今度は僕も君の力になりたい
病めるときも、健やかなるときも、
_______君と永遠を誓うよ_______
5/31/2024, 1:05:28 PM