テーマ ガン無視 きめる
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《 実録 》
昔から、「性癖」という物がおかしかった。普通の人なら性癖なんて持たないくらいなのに、私は性癖を持っていて、おかしかった。私は、人の「絶望顔」が好きなのである。どうしようも無いくらい絶望に染まり切り、救いなんてない!と言った時の、あの冷や汗をかいているあの顔が……!頭がおかしいと言われても仕方がない。それに、私は希望から絶望へと染まるのも好きなのだ。先程のような救いなど存在しないと言った状況に一筋の光が通り、それを希望に頑張っていたがそれすらも打ち砕かれ、再び絶望する……。ああすてき。なんてすてき!この、私が持つような「歪んだ性癖」を、人間のバグと言い表すらしい。この人間のバグを私は隠した。それは当たり前の事だろう。だって、誰だってあんなにも変態的な気持ち悪い一面を誰にも知られたくは無いはずだから。きらきらと光る月を見ると嫌な気分になる。その月と自分との相反さに反吐が出る。月は自分で光っている訳じゃないのに。まっさらに光る「太陽」のお陰で光っているのに。なんだ、私と同じじゃないか。人がいないとなんにもできない私と。そのはずなのに、貴方は必要とされてる。どうしてなの?分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない!!!!!!!!どうせ一緒なら、変わってくれてもいいのに。必要とさせられてくれてもいいのに。
ひどいよ
6/15/2023, 11:20:48 AM