今日は創作3年2組。彼が居る教室に入る。中には1人、彼だけだ。受験を目前に控えた彼はそれまで勉強をしていたのか、机の上に広げた参考書やノートの上に伏して居眠りをしている。疲れてしまったんだね。私は彼に静かに近寄り、そっと背中を撫でた。「どうか、幸せになってね」そこで彼が目を覚ました。うーんと伸びをして辺りを見回す。「あれ?誰か居たような気がしたんだけど…」3年2組、私の机の上には花が飾られている。
1/14/2025, 1:28:29 PM