「無色の世界」 書く習慣54
モノの輪郭は
色の境界線として見える
モノに縁取りは ない
色を失っても
光と影があれば
輪郭は見える
グレースケール だね
本当に色のない世界とは
真っ暗闇の世界だろう
そこでは
輪郭は手探りで
確かめるしかない
いや 順番は きっと逆
赤ちゃんは
色の境界線が
モノの輪郭であることを
触って初めて知るのだろう
触って
自他の区別をし
味わって
モノの区別をする
生まれた時
きっと私たちは
世界と一体だった
この悲しみは
母との別れだけでなく
世界との断絶が
もたらしたのかもしれない
いや おそらく今も 繋がってるさ
4/19/2026, 10:03:27 AM