作業台の上にあった紙を捲り
「まずは報告の嘘な、アンタな付き合ってる人は居りませーん俺だけよ~って言っとったけど、調べるとガッツリ二股やし、と思っとると、それどころか三股やん、馬鹿にしとるん?」
少しシワの入った紙を、芋虫みたいに転がった奴に投げつける。
「次は連絡の嘘、その日バイトだわって言った日にアンタさん、他の奴と遊んどったやろ?そんでもって、相談の嘘は、ストーカー被害にあってる気がするから助けてだぁ…アホなんか?頭に虫でも飼っとるんか?実際は飽きた男の処理に困っとっただけちゃうん?」
呆然として此方を見る奴は、わなわなと唇を歪ませた後に一言、知らない…です。と言った。
「…は?」
頭にカッと血が上ったなと思った時には、緑の床に美しい紅い花が咲いてしまっていた。
美しい(1/17)
1/17/2026, 1:55:10 AM