一人で作り上げてきたのは
何も無い無色の世界で。
そこに貴方が現れて
この世界には沢山の色があることを教えてくれた。
空は一色で出来ていないこと。
物には影があること。
太陽は色が変わること。
雨の後には虹ができること。
全てが私にとっては新鮮で
ただひたすらに、眩しい世界だった。
同じ国でも風情が違うこと。
文化があり、それに伴った言語があること。
場所によっても価値観が変わること。
でも全てが生きているということ。
楽しそうに話す貴方の旅路を
私も少しだけ覗いてみたいと思えた。
誰かが言っていた
「プリンセスが泥棒に惹かれたのは
自分にない世界を彼が持っていたからだ」と。
ないものねだりな私達が
自身に無いものを持つ人間に惹かれるとするなら
間違いなく私の相手は貴方だろう。
貴方が外の世界を教えてくれるなら
私は貴方に内の世界の広げ方を教えよう。
何処に行っても
2人でいられるように。
何処に行っても、貴方の笑顔を思い出せるように。
4/18/2026, 4:44:56 PM