るに

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関わる人は
変わっていくもの。
たまに固定されるのは一部の、
親友や家族という配置に置かれてる人だけ。
でももちろん
いつかは変わる。
いつまでも固定されない。
ずっと一緒に居てくれる
いつまでも固定される人が欲しかった。
私には親友がいる。
気も趣味も合う子。
ずっと一緒に居た。
沢山遊んで、笑い合った。
固定されたらいいなと思った。
でも親友は余命宣告を受けた。
あと半年。
それを聞いた時、ふと、
私はこの子のあと半年を奪っていいのだろうか。
そう思ってしまった。
向こうからも特に遊びの誘いも
話題も降られなかったので、
少し距離を取った。
本当は半年間いつも通りに
話したりしたかった。
けどあの子のことだから
きっと家族とか他の友達とも過ごしたいはず。
私には親友の他にいなかった
固定される一部の人。
いいなぁ。あの子には沢山いて。
遠目に親友を見守ってるうちに
余命はあと1週間となっていた。
病室の窓から外を覗いていたその子は
前から私と距離を取りたくなかったと、
家族とも他の友達とも何か違う
私と居たかったのだと言った。
涙は溢れるばかりで引っ込んでくれない。
強く抱き締めて、
離れていた時間を埋めるように
私とその子は夕方まで話した。
帰り際、
バイバイじゃなくてまたね!
またいつかね!
と言ってくれた。
また涙が零れそうになったけど
今度は腕で拭い、何とか耐えた。
その2日後に親友と空を飛んだ。
"Good Midnight!"
親友の病室には
綺麗な向日葵が2輪飾られていた。

3/31/2025, 4:23:19 PM