『ねえ,知ってる?
涙ってね、血なんだって!』
はあ?そんなわけないじゃん、だって血は赤いけど涙は透明だよ?
『もー!そんな小さいことは気にしなくていいんだよぉ!』
色は小さなことじゃないよ!
それで?本当に血なの??
『なんでもね、血と涙の成分は一緒なんだってー!』
それじゃあなんで赤くないの?
『それはねーわかんない!』
えぇー!気になるんだけどぉ…
『ね??興味出てきたでしょー!』
うん
ちょっとだけ、だけどね!でもいきなりこんな話してどうしたの?
『…』
え、そんな言えないほどの理由があるの…?
『んーん!なんでもない、ちょっと考え事してたの』
考え事?いつも思ったことはなんでも口から出すのに??
『もー!何でもかんでも口に出してるわけじゃないんだからね!!色々考えてるんだよ』
例えばー?
『君と一緒に生きる方法、とか』
……。まだ諦めてなかったんだ
『諦めるなんてそんなことできないよ』
『だって、話したいことも一緒にしたいこともたっっくさんあるんだから』
『だから、さ、君も諦めないで欲しいんだ』
…悪いけど今日はもう帰ってくれる?
考える時間が欲しいんだ。
『そっ、か。うん今日はもう帰るよ、また明日!』
…
………
あーあ、嫌だなぁ。目にゴミでも入ったらしい、涙が止まらないや
また明日、なんて酷いなぁ
次こそもう目覚めないつもりだったのに…
なんて…もー、やめやめ!!辛気臭いことを考えるのはまた明日に繰り越しだ。
君が生きろと、一緒に生きようというからせっかく用意した薬も飲めなくなったじゃないか
だから、ちゃんと責任として一生側にいて
離れないでね
【透明な涙】
こんな内容になるはずじゃなかったのに….。
会話分以外が書けない、情景描写とか環境とか本当に書けない。
1/17/2025, 8:23:45 AM