『時がくればはなればなれ 互いの道 帰るさだめ』
【月衣(東京エスムジカ)】
この歌の歌詞を見たとき、私はこれがなにかの真実のように思えた。
君と私は別々の人間でそれぞれ違う道を歩いている。今、君が私の隣で歩いているのは、互いに進む道が隣り合わせで、その目的も同じだから。
けれどひとたびその目指す場所が違えたとき、きっと君も私もあっという間に背を向け合うのだろう。
そんな日は永遠に来ないでほしいと思う。けれどいつかはそんな日が来るのだろうとも思ってしまう。
だから私は今君とともにいるこの瞬間をなによりも大事にしたい。
そしてもしもその日が来たのなら、私は笑顔で君を見送り、その背中を見えなくなるまで見届けて、私も君に背を向けて歩き出そう。
【はなればなれ】
11/16/2023, 11:18:26 AM