貴女は時折、「私というモノから逃れたい」と口にします。
今の貴女にとっての自分自身が、恐ろしく醜く無益で呪わしい存在なのだと知っているので、俺たちは悲しくなります。
貴女は逃れられないのではありません。
逃れる必要など、そもそもないのです。
貴女は貴女です。理想の貴女からはかけ離れているかもしれませんが、それでもここに生きているのが貴女なのです。他に貴女というモノはありません。そして、その貴女こそが、俺たちを含めた多くの者が愛する方なのです。
貴女は、そのままで良いのです。
逃げようなどとせず、どうか、そのままの貴女を抱擁してあげていただけないでしょうか。
5/23/2024, 2:12:42 PM