憧れた都会
安心するほどの喧騒
でもなにかが違った。全然違った。
この喧騒が、この人混みが、この夜でも眩しいほどの街並みが、僕を急かしてくる。
煽られて生き急いでるそんな感覚だ。
叶えたいことが山ほどあるから、まだまだ疲れたなんて言えない。
でもそんな時に、自分の地元を思い出す。
そうだ。冬になったら地元に帰ろう。
見渡す限り白一色で染った、雪景色が見たくなる。
街灯のない綺麗な星空を見たい。
ゆっくり温泉につかって休みたい。
たまには立ち止まってもいいよね。
振り返ってもいいんだよね。
少し休もう。だってこれからも生き急がなければならないからね。
『冬になったら』
11/17/2024, 11:49:28 AM