能力者になりたい佐々木海星(偽名)

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【目が覚めると】
?「僕は…いったい…誰、だ?」
記憶がない。ここはどこだ。あまりにも衰退している街だ。建物の半分が倒壊し、誰も住めないくらい汚い。変な匂いがするし、早くここを出よう。
でも、いったいどこに行けば?…なんだ?あそこに倒れている人は。とにかく、助けよう。
?「大丈夫ですか?」
返事が返ってこない。よし、連れて行くか。…。
景色が変わらない。同じ場所を通っているように思う。…。
何時間歩いただろうか。景色は変わる気配がない。…。
日が落ちない。おかしい。…。
お腹が空かない。喉も渇かない。なぜだ。…。
この人は目覚めない。…。
この空間は…。この街は…。この人は…。いったい…。
同じ景色…。!?あれは。黒い物体?
何周目かな?あの黒い物体はどんどん大きくなっていく…。
あ…。世界が、黒い物体に飲み込まれていく…。
?「あれ?ここはどこだ?」
看護師「ここは病院ですよ。」
?「病…院?」
看護師「あなたは交通事故で数週間寝ていたんですよ。あなたが助けた人は無事でしたけど、あなたは生死をさまよっていました。」
?「そう…ですか。ありがとう…ございます。」
あの夢はいったい。もしかして、試されていたのかもしれない。
                     end
《こんちは》
久しぶりに小作品作りました。そして、「実力主義の能力学園に通う底辺の男が…」という物語を分けて作成しようと思います。今後ともよろしくお願いします。

7/11/2024, 9:54:38 AM