NoName

Open App

(届かないIloveと三年IloveとこれからのIlove)
三年生の春、桜の木のしたで私はふられた。
どうして?貴方をこんなにも愛していたのに。
どんだけ愛のの言葉を嘆いても届くことはなかった。
それから私は恋をすることがなくなった。いや、"出来なくなったのだ”。
どれだけこくられても私の心には届かなかった。
そんなある秋の放課後、私は同級生の一人、玲に告白された。
私はふった。
でも、次の日もまた次の日も私に告白をし続けた。
「どうして私にいつも告白するの?」
彼はこう答える。
「君に三年間片思いし続けてたから諦めたくなくて………僕は川満さんの心の優しさにひかれたから……」
頬をリンゴのように赤くする玲を目の前に私は何かが届いたような気がした。
私はこの時分かってしまった。
"これから始まるIloveがある”と

1/29/2023, 9:25:37 PM