旅人であり探偵である、水の魔女:hp

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私の旅路5 
  
この世には、花と言っても様々な場面で様々な考え方が存在する。
 まず、俳句だ。
私が好きな、俳句の中にこんな物がある。
「いろはにほへとちりぬるをわがよたれぞつねならんうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせず」そう、いろは歌である。意味を訳すと「どんなに匂い立つ花の色であろうともいずれは、散ってしまう今日も私は、夜明けまで飲み明かしてしまうのであろうか」となる。この文章に出てくる花の色とは、女性の事を指すとも言われているが、私は、自然の花を指すと考えている。
 次に、花言葉だ。
花には、様々な言い伝えがある。例えば、なでしこ には、「純愛」という意味があったり、菜の花には、「小さな幸せ」という意味がある。このような、幸福をもたらすと伝えられている花々もあれば、彼岸花のように「人死花」として恐れられている花々もある。
 いろは歌の込められた意味や花言葉のように、花という生命には、他のものに影響をもたらすその為、「花が咲く」という言葉には、その花がなんの花なのかどんな伝承や物語、特徴があるのか知ることが重要だと私は、考えている。もし、何も知らないまま人に花を送ったら失礼になったり、最悪の場合、好意がなくてもその人に◯◯と言っているようなものである。
 それを平然と出来てしまうのが、知ったかぶりをする人間である。知識には、それ相応の力がある。それを無闇矢鱈に振り回すのは、刃物を振り回していると考えて欲しい物だ。
 以上をふまえて、私は、知識を高め経験を積み人の為に誠心誠意努力をしていく、方針である。

7/23/2024, 10:30:51 AM