声が聞こえる「もう、無理」親友は、そういって消えた。「…わ、私…どうしたら…」泣いて、泣いて、叫んだ。『私ちゃんは、生きなきゃだめだよ。辛いと思うし、苦しいと思うけど…ごめんね。わたしは、この世界から逃げちゃった。いじめに、もう耐えられないからさ…。でも、私ちゃんは人気者だから。おばあちゃんになったら、会おうね。楽しかったよ。わたしと友達になってくれてありがとう。』「…ぁ……わ、私…」親友からの、最期の声が聴こえた。
9/22/2024, 10:28:07 AM