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「隣のたっくん交通事故ですって」
夕飯の時母親から聞かされたのは同級生のタクヤのことだった。
タクヤとは家が隣で小学生の時はよく2人で遊んでいた。中学生になるとお互い部活やらで別の仲間ができて廊下ですれ違う時軽く挨拶する程度になり、高校は別のところへ進学して近況なんてまた聞きのまた聞きで聞くくらい疎遠になってしまった。まさか亡くなっていたとは。
『お前と俺は永遠に最強タッグだ!』
思い出すのは小学生の時に交わした誓い。
「……明日、線香あげにいこうかな」

7/7/2024, 2:09:01 AM