淡々と日々を過ごしている。
寝て起きての繰り返し。
最後に学校に行ったのは何時だったか。
3週間前にやり取りが途絶えた友人のストーリーには、
頭にハチマキを巻いて楽しそうな様子が上がっていた。
彼女の隣。本来ならば私がいたはずの場所だが、
画面の中では馬鹿そうな女が肩を組み、笑っていた。
最近の彼女のストーリーはこの女とのが大半で、
はるか昔の私との思い出は奥深くに埋もれてしまった。
彼女の笑顔があまりにも眩しくて、目が痛くなる。
カーテンを閉めきった部屋の中、電子の光だけが
私を照らしている。彼女達とは正反対だ。
今更学校には戻れない。彼女の隣にも。
9/14/2022, 12:05:54 PM