お気に入りのお茶を淹れて、
大好きなお茶菓子を持って、
木漏れ日の注ぐあの森へ行くの。
着いてすぐにお茶の支度をして、
神様を待つのが私の日課。
神様へ
こちらで休憩しませんか?
こんなご時世だもの疲れちゃうじゃない。
私と一緒にゆっくりしましょう。
と唱えて私はお茶を始めるの。
すると心地よい風がすーっと私の頬を撫でるのよ。
きっと神様が来てくれたんだと思うわ、素敵でしょう。
そんな不思議な彼女は後に、
勇者を助ける聖女になるという事は
まだ誰も知らない。
勇者と愉快な仲間たち
テーマ 神様へ
4/14/2023, 12:35:06 PM