昨日、、雨が降った。人間はどこにもいなくて、いつも鳴いてる鳥たちも、最初からいなかったみたいに、姿を消した。小さな虫さえ、見つけ出せなかった。静まり返った街は雨雲で薄暗く、どんよりしていた。雨雲で遮られた日光の筋は、無情にもプツリと切れた。下を見ることを許されない快晴の空は、輝く虹を憎んだ。誰もいない雲の上を、空は嘆き、孤独に怯えた。世界を包む空は、、、それほど強くはなかった。
9/16/2022, 11:06:15 AM