題 どうしても
どうしても思ってしまう。
あの時あなたと一緒にいたら⋯⋯。
あなたと一緒に行けていたら⋯。
そしたら、私は今ここにいなかった。
きっとあなたのそばで、ずっと安心して、なにも心配なくて、本当に溶け合えるような、あなたしかいないようなそんな祝福の日々を過ごせていられたと確信できるから。
だから切なくて⋯。
時間を戻せるならあなたの隣に何百回でも行くけど。
それでも、そんな事は現実的じゃない。
私には私の道があって。
本当にあの時に戻ったとしたら、また同じ道を選んでしまいそうだ。
あなたとの道を選びたかったこの過去だけが
後悔だけの気持ちが私を取り巻いているけれど。
その時その状況で、私なりに考えての結論だったことも確かなんだ。
そうでなきゃ何百回考えたとしても、迷いなく私はあなたを選んだはずだから。
そう出来ないのなら、それはそういう運命だったのだろう。
私の選択はその時それを最善と考えたのだから。
考えてしまうのは後悔と未練。
あなたへの情がそうさせるんだ。
それだけ大好きだった人だっていうのも事実なんだよ。
幸せな時を沢山貰ったのも事実なんだよ。
出会えたのは祝福だって今でも思ってるから。
過去にはもう戻れないとしても、今はもう隣にお互い別のパートナーがいるとしても
あなたへの気持ちは本当に大事な大事な宝物。
心の宝石箱に閉まっておくね。
だから、幸せになってね。
会えてない時間分の祈りをあなたに送るよ。
こうしてふと思い返した時、思い出した時。
あなたがいつまでもいつまでも幸せでいてくれますように。
私の大事な人にいつまでも幸せの波が届き続けますように。
そういう風に思えると、なぜだか心がとっても暖かいんだ。
後悔はあってもね、私も今幸せでいるよ。
5/20/2025, 2:07:06 AM