眩しくて 朝、ギラギラ発光している東の窓へと忍び寄る。 なんて殺人的な眩しさだろう。ここは開けないでと言っているのに、私より早起きの夫がまた、うっかり開け放して行ってしまった。 怖い…日焼けが、シミそばかすが。意を決してカーテンに飛び付くと、なぜかレールに引っ掛かって閉まらない。まだ日焼け止めを塗っていない手に、顔に、ジュッと凶暴な陽が焼き付く。「ギャー」 この時ばかりは無惨様にちょっと親近感がわく。
8/1/2025, 3:31:34 AM