言葉のハンマーが側頭部を直撃して肉体から精神を吹き飛ばした。「はぁ?なんだそれ?」一度は言われた事があるのではないか?部活を辞める際。仕事を辞める際。ボクはどちらでも言われた。そうなると相手は"どうせ辞める相手なんだから"と本性を露わにして何の制限もなく言葉の暴力を畳み掛ける。これらの行為は誰の目にも触れられないバックヤードで行われる。それこそ遠い鐘の音が微かに聴こえるような場所。だがこれで良かったのだ。日本ではこの状態になると次の仕事は相当厳しいが、命の危機から逃げ延びなければならなかった。その結果さらに苦しむことになるのだが、その時は自分の努力よりも運の無さを悔やみ、泣きながら足を引きずって前へ進もう。そうして今まで生きてきた。
"決して努力不足なんかじゃない。ただ運が悪かっただけだ。祝福を知らせる遠い鐘の音はもうすぐ聴こえるはずだ"
題『遠い鐘の音』
12/13/2025, 6:46:25 PM