脳裏という言葉がどういうものか、思いつくのは理性や思考の隙を縫って不意に現れる記憶や閃きといったところだろうか。
最近私の脳裏に浮かぶのは昔の様々な記憶である事が多い。それは良い記憶であったり何てこともない記憶である事もあるが、大抵が厭な記憶である。
いつかそういった記憶も懐かしい、という感覚だけになるだろうか。だとしたらそれは何年後、何十年後なのか。二十年近く経過した今でも未だ芯では許せていないのだから、もしかしたら一生許せないのではという気がする。
11/9/2024, 10:15:21 AM