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セーター

寒い日、これがないと耐えれない。
最近はとんでもなく寒い日が続き、ボクも日々、震えながら歩いている。けど、そんな時にセーターを着ると、ボクは心も体も暖かくなる。

例えるなら、それはアイスのチョコみたいにパキッとした乾燥した寒い空気の中、太陽の日差しのように暖かくて、心も春みたいなたんぽぽみたいにふわふわして暖かくなる。

まるでその暖かい日差しを布団のようにふわふわと包まれ、どんな寒い場所でも暖かくて、幸せになる。
けど代わりに室内にいると暑くて汗をかくのは、しょうがない。
でも汗をかいても大丈夫なのがセーターなのだ。

と、言いながらボクはセーターを一着しか持っていない。
だから、寒い季節になると、真っ先に着るのはセーター、一択。
ボクは一年の最初はセーターを着るし、まだ最初の冬だから外は寒い、けど室内は暑い、を体験するのが楽しみでしょうがない。

今回の冬は暖かい日もあったから、それを何度も日をまたいで体験できたのはとても有意義な時間だった、とボクは思う。
だからこそ、ボクはセーターを一着だけ持っている。

え?他にも何着か買わないのか?
うん、買わない。と言ってしまう理由は、この体験を毎日すると慣れてしまうから楽しくなくなる、からであり、それに別にセーターは洗ってもすぐに乾くし、暖かい日に丁度、着たい時に着て、それを体験して、外は寒い!室内は暑い!をこの一着だけで体験する、という楽しみが良いんだ。

変なやつ、と思われても良い。
だって、ボクは変なやつですから。
それは当たり前であり、ボクにとって、変なやつと思われるのは普通のことだから、嬉しい。

けど、最近のセーターの悩みは、別の色を着てみたい、という気持ちにもなる。最近はお洒落な色が多いから、いろんな色を着て、その体験をしてみたいけど、いまいち手が出しづらい。
だって、そもそもボクはお洒落な事をしないし、見てるだけで満足してしまう癖もある、更に言えば臆病だからボクが着ていいのか?という気持ちにもなる。

そう思うとボクは変なやつ超えて、変なめんどくさいやつだな、と思った。まぁ、それはそれで、嬉しいな。と思ってしまうボクは本当に変なめんどくさいやつなんだな、と誇らしげに思う。
まぁ、いつかもう一着セーターを買ってみよう。
うん、いつかね。

更に寒くなる冬が来る。
ボクはまた、セーターを着て、冬を楽しんでいる。

11/24/2024, 1:41:42 PM