晴れやかな、青空の下澄み切った冷ややかな風が、今日も凍る程の海の上を駆ける。---白い息を吐き出しながら、雲一つない空の下を歩く。空にはあんなにも輝く太陽が昇っているというのに、空気はこんなにも冷え切っているのだから全く不思議なものだなぁ、と思う。...けれど、この美しい空がもう二度と、黒い有害煙に覆われた、濁り切った空にならなければいいな、とも思うのだ。#冬晴れ171作目
1/5/2024, 11:10:02 AM