小雨のことを考えると
行ったこともない景色が思い浮かぶ
そこは、博物館や、美術館、葬式場のような
白くて、清潔感があって
静かで
全てを受け入れられるような所で
透き通った窓の外には
言葉で表しがたい
植物がたくさん生えている
森の入り口か、最中か
自然と、その中に入りたいと思ったことは無い
この、白色の壁とガラス越しに見透かすのが
丁度いい美しさで
それ以上近づいたら、戻ってこられなくなりそうで
そんな事を今思うとぼんやり感じ取っている
ただ、その景色のみを感受している
一度、現実でも出会えないだろうか
5/25/2025, 1:13:40 PM