「好きな本? そんなの漫画以外読まないよ」
"好きな本は何?”
そう問えば返ってくるのは当然、漫画。話がよく合うのも、漫画。そう、漫画。時折、ラノベも読む、なんて人もいる。
だけど小説は全くと言っていいほど、話に上がってこない。それがなんだか、さみしい。小説はそれぞれの解釈があるから、あまり主題として上げてこないのは分かってる。字をずぅーっと読んでると目が疲れて眠くなるのも重々承知。私だって眠くなる。
大衆文学、文庫本。それぞれにそれぞれの良さがある。それを見つけ出すのが、私は楽しい。作者が何を思ってこの文字を綴ったのか、どんな環境の中でこんな文字を生み出せたのか。それを考えるのが、私にとって何より楽しい。
だから私は伝える。
「君も小説を読まないか」
某漫画のように。
『好きな本』
6/16/2024, 8:32:18 AM