俺は許せなかった。
安易に君を救って、
偶像に憧れて、
適当にそれを演じて、
結局何も救えなかった。
俺は君だけのためのヒーローにはなれなかった。
かといって、世界を救うヒーローにもなれなかった。
中途半端だ。
これならいっそ、憧れのまま何も成さずに死んだほうがマシだったのではないか。
どうしようもない諦めと後悔に区切りをつけたいのに、君は今日も隣で笑っている。
その瞳が、俺を見ている。
笑っている。時間と傷が、俺を嗤っている。
俺の後悔は君だ。
だから、思い出す。
お題*君の目を見つめると
4/7/2026, 2:12:09 AM