こんな平穏な日常がずっと続けばいいと思っていたのに、気づいたら僕はこんな世界に足を踏み入れていた。
僕はもともと普通に生活をしていただけだった。それなのにあの日、職場のアイツに誘われて行ったバーで昔の仲間と再会したんだ。最初はお互いかたかったけど、酒の力もあってか話がトントン拍子に進んでしまったんだ。
気がついた時にはもう遅かった、おかげでこのざまだ。もう戻ってくることは無いと思っていた世界だったのに、もう戻りたくないとすら思っていたのに、もしかしたら俺は一生この世界に縛り付けられるのかもしれない。これが俺の人生なら、俺はもう、この人生を受け入れよう。さぁ、仕事の時間だ。俺はまたこの夜の深い闇に一人姿を消した。
3/11/2024, 3:02:56 PM