肌と肌がぺったんと ひっついて
でもまだ近づきたいと思うとき
もうこの先どこに向かえばいいか
わからなくなる
飽きてしまうのではない
慣れてつまらなくなるのともちがう。
あなたの中にもっと
ちがうあなたを探す
ふれれば ぷにんと揺れる
スライムのように
絶え間なく姿かたちを
変えてゆくシルエット
であったとき
すれ違ったとき
近くにいたとき
離れたとき
いまもこれからもきっと
あなたは変わらぬあなたでも
いつも新しい面をみつける
もう終わっちゃうんじゃない
と言うわたし
まだ始まってすらいないよ
と笑うあなた
ぺったん
ぺったん
その先は
#もっと知りたい
3/12/2023, 2:29:12 PM