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いつもと変わらない日常
私はいつも通り友人と話して
ただ馬鹿笑いし
だらだらしながら帰路につき
帰宅する
重いバックを下げ
制服を脱いで
部屋のクッションに沈み込むと
漠然とした不安が蝕んでいる
どんなに耐えられる心も
塵も積もれば山となるのか
想いをぶちまける
その時声が聞こえるんだ
いつも君はそうだね、と
私は責任感と後悔にも蝕まれていくのを
覚えた
自分一人の部屋に嗚咽する声が
鼓動が速まるのを
加速させた
脳内に声が聞こえるんだ
自分なのに自分じゃない声が
その声を聞いて吐き気を催すのだ
幸い吐いた事は無いが
それがまた苦しい
頭がおかしいなんて
とうの昔に分かっているのに
どうしようも無いのだ
この声さえ聞こえなければ
全てが楽に出来るのだろう
そんな事を続けるのが嫌になったあの日
私は終点についた。

9/22/2022, 2:14:36 PM