村人ABCが世界を救うまで

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彼女の身体は軽かった。本当に小柄で。
ベッドルームに入った途端に、怯えるような息を詰まらせた声が上がった。同時に抵抗も始まる。
「今、降ろしますから」
暴れる彼女を横たえた瞬間に、身体はだらりと弛緩した。まるで気を失ったかのようで焦って名前を呼ぶと、
「もういい、出ていって」
「でも」
ガクガクと震えるのに、自分の体さえ支えられないでいるようだ。
「なにがあったんです」
「言えない…」
冷たい手が唇を塞ぎに来た。

1年前

5/9/2026, 9:42:40 AM